oBIXを採用したBEMSを「東大グリーンICTプロジェクト」に納入

2011年3月31日

oBIX(Open Building Information Exchange)はXML標準化団体であるOASIS(Advancing open standards for the information society)で提唱されたXML、WEBサービス技術を中核とする情報交換の標準です。ビル管理データのみならず、ファシリティマネジメントで必要とされる台帳などとXMLで統合できる概念を有しています。

株式会社ディー・エス・アイではNPO LonMark Japanが作成したoBIXサーバをベースにoBIXプロトコルを備えたBEMSを「東大グリーンICTプロジェクト」に納入しました。

エネルギー消費に大きく影響する電気ビルマルチエアコンをLONWORKSによりネットワーク化し、iLON SmaerServerによりIP化しSOAP/XMXによりoBIXサーバにリアルタイムに通信を行っています。

XMLベースのoBIXにより、「東大グリーンICTプロジェクト」で提唱しているFIAP(Facility Information Access Protocol)(IEEE P 1888)との親和性が良く、本プロジェクトにおいてはBACnetを含む多くのOpenプロトコルがFIAPにより統合されています。

oBIX対応SCADAネットワーク構成

★参考URL

oBIX http://www.obix.org/

OASIS http://www.oasis-open.org/

グリーン東大ICTプロジェクト http://www.gutp.jp/

FIAP http://www.gutp.jp/fiap/

NPO LonMark Japan http://lmjapan.org/

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